はなの病気

急性鼻炎

風邪などの時に急に鼻汁が出たり鼻がつまったりすることがありますが、そのような状態をいいます。多くはウイルスによる炎症で起こりますが、身体が冷えて起こる場合もあります。

アレルギー性鼻炎

鼻汁、鼻閉(鼻つまり)などの症状は急性鼻炎と似ていますが、原因がアレルギーで起こるものをいいます。
有名なものとしてはスギ花粉症があげられますが、アレルギーの原因はスギ花粉だけではなく、雑草の花粉、ホコリ、カビ、動物の毛、昆虫の死骸、などもアレルギーを起こす事が知られています。
何が原因となっているかを調べる事は治療の見通しを得るためにも重要です。通常は注射器で採血してその資料を検査センターに提出して調べますが、結果が分かるまでに1週間程度かかります。最近になって指先から簡単に少量の採血をして20分くらいですぐに結果を知ることができる検査キットが開発されました。

副鼻腔炎

いわゆる蓄膿症と言われていたものです。鼻の内腔(鼻腔)は顔面や頭蓋骨の中にあるさまざまな形の洞窟とつながっています。これらを副鼻腔といいます。ここに細菌などが入り込んで炎症を起こしたものが副鼻腔炎です。
鼻腔から汚い鼻汁が続けて出てきたり、鼻閉を起こしたり、頭痛や炎症の部位の痛みを伴うこともあります。歯の痛みで歯科を受診したら歯の部分の副鼻腔炎だったということもよくあります。また鼻汁が喉の方に下りてきて(後鼻漏)、痰が絡んだ咳、咽喉が気持ち悪いという症状が長く続く事もあります。
治療としては

  • 洞窟の入り口を十分拡げておいて(副鼻腔炎自然孔開大)
  • 薬を使って洗浄したり
  • 吸引で膿を吸い取ったり
  • ネブライザ―という細かな粒子になった薬剤を吸入して副鼻腔の中に薬剤を送り込んだり

というような治療が一般的です。
細菌を減らすための抗生剤投与が一般的に行なわれます。当院ではそれに加えて個々の身体の状態に合わせた漢方を併用する事で治療効果を高めることを目指しています。

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