2023.10.30 朝から腹痛下痢を起こし、軽い胃腸炎だろうと思っていましたが、
徐々に痛みが増してきて、悪心嘔吐を起こすようになりました。
診察中、患者さんと話をしている時にこみ上げるように吐き気が襲ってくるので、
10分に1度くらい診察室とトイレとの往復をしながら診察を続けました。
翌10.31 症状は改善せず、同様の状態での死ぬような思いの診察が続きました。
11.1 休診日でしたので近所の胃腸科内科を受診すると、
腹の腫脹が異常にひどく、レントゲンで大腸が動いていないことを指摘され、
微生物による麻痺かもしれないと薬剤の指示を受けました。
ところが、翌11月2日になっても症状が変わらないため、
箕面市立病院に紹介していただき、CTなどの精査を行いました。
結果、大腸の捻転による腸閉塞(イレウス)と診断
緊急処置が必要とのことで、即内視鏡にての整復手術を受けることになりました。
「成功する確率は30%くらい。もし整復できなければ開腹手術になります」
と言われ、祈るような思いで整復手術を受けました。
「なかなか外れませんでしたが、最後の最後でようやく引っ掛かっていたところが外れました」
という医師の言葉にホッとしました。
整復されてみるとあれほどの激痛であったものがすっかり消えて、腹の腫脹もなくなりました。本当にありがたいことでした。
しかしながら
「再発する可能性があるので、入院してください」
と言われ、人生初の入院となりました。
点滴をしながらのさまざまな行動はいかにやりにくいものかということを身をもって知ることになりました。
その後、順調に回復し、
11.9からの仕事復帰もOKということになりました。
今回は急な休診でご不便をおかけし、またご心配をおかけして申し訳ありませんでした。
今後は、食生活のさらなる改善を心がけながら再出発させていただこうと思っております。