2年近く捻転を繰り返してきた大腸の長すぎる部分を切除する手術を受けました。
捻転はいつ起こるか予測ができないので、突然休診にしなくてはならないという事態が7回ありました。
「腸が長く引き伸ばされていて、弾力がなくなっているので、自然に回復する可能性はほぼゼロ」
ということで、
2025.6.11 ついに外科的手術に踏み切りました。
人生初の全身麻酔での手術です。
麻酔は桃源郷のような気分だという人もいますが、
実際に受けてみると、全くそんなことはありませんでした。
術後は鎮痛剤の影響で吐き気が強く、不快感が長く続きました。
手術後は
「早く立って歩いてください。その方が腸の動きの回復に役立ちます」
ということで、翌日から歩くことを始めました。
固形物を摂れない半絶食の状態が数日間続き、
3日目の朝からゼリー状の糖分補充のものが出るようになりました。
傷は力を入れると痛むので、咳などをするときが大変でした。
腸の縫合部からの出血が予想以上に長引いたので、入院も2週間くらいになり、初めての長期休業となりました。
2025.6.26の診療再開日には、中腰で処置をする時に痛みが出て、
「これはどうなることか」
と懸念しましたが、
翌日には痛みは半減してほぼ通常通りの診察を行えるようになりました。
今回は、
2025.7.30に、白内障で眼科の手術を受けることも決まっており、
70歳を迎えて身体のメインテナンスの年となりそうです。
体調が回復したら、憂いなく日常の診療にいそしむことができるはずなので、
しばらくはご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いいたします。
手術が続く
2025.07.26更新
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